2020 年 9 月 22 日（火・祝）
[Web ライブ配信／会場参加先着 50 名] 要事前登録・申し込み受付中

第２回シンポジウム

令和時代の避難を考える～昭和･平成の災害を越えて

　令和防災研究所は、令和元年5月に設立しました。近年の人口減少や地球温暖化の影響による気象現象の激化を考慮すると、今後は従来の防災の考え方が必ずしも当てはまらない社会になると考えられます。令和元年は、度重なる長雨・豪雨や大型台風が発生し、首都圏の都市機能や人々の生活が混乱し、翻弄されました。災害が多様化し激化する令和の時代は、防災ストラテジーの更新が急務と考えられます。
　研究所では、設立初年度にあたり、「避難行動に関する研究」を行いました。地震や津波など自然災害からの緊急避難について、昭和から令和元年までの学術上の議論の変遷と知見を整理したのち、近年の避難を取り巻く状況を分析した上で、令和の時代に必要な避難行動や政策、法制度のあり方を議論しています。
　本シンポジウムでは、その研究成果を発表し、研究所員による議論を通じて、防災士や市民をはじめ、防災に係る多くの方々が、避難行動を考える上で参考となる知見や情報を提供します。ぜひご参加下さい。